各事業場で委託契約書のチェックが可能に。リスク意識が向上
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  • 電気/空調管/情報通信工事

各事業場で委託契約書のチェックが可能に。リスク意識が向上

業種 電気/空調管/情報通信工事
会社名 株式会社トーエネック
従業員 4,887名
拠点 本店 愛知県名古屋市
拠点 国内81ヵ所、海外7ヵ所
HP http://www.toenec.co.jp/

株式会社トーエネック様は、1944年(昭和19年)に創業以来、中部電力グループの「総合設備企業」として、電気・情報通信・空調・電力供給設備の企画・設計・施工・メンテナンスからエネルギー有効利用提案までを手がけられています。 また、トーエネックグループ様は、事業を通じ21世紀にふさわしい地球環境の保全に努めると共に、社員一人ひとりが自らを律して行動し社会の発展に貢献されています。 今回は本店 安全環境部 環境グループ長 祖父江 俊一 様にお話を伺いました。

チェック機能強化のためにトーエネック独自の「環境ハンドブック」を作成
ただ読むだけでは身につかない

事業場によって管理方法が異なることに危機感を覚え、

チェック機能強化のための「環境ハンドブック」を作成しました。ただ、紙に書いてあるだけで「見て覚えろ」というのも難しいので、専門家のイーバリューさんへ依頼して、それを補足していただこうと思いました。 また、いろいろと他社事例も踏まえてお話してもらえれば、さらに身につくだろうなということでお願いしました。研修の参加者が委託契約書の適法性をチェックできるようにするのが、今回のセミナーの狙いでした。

「環境ハンドブック」の策定で整備できた

水野:形骸化しているマニュアル等が多い中、御社のハンドブックは実務に即して作られていらっしゃいましたよね。そのため、「環境ハンドブック」に基づいてセミナーを企画しました。)

私が時間をかけて黙々と作りました(笑) 今回の「環境ハンドブック」の作成やセミナー開催を機に、仕組みの部分もしっかり固めることができました。特に、無駄が多かった委託契約書作成・審査に要する時間やコストをかなり圧縮することに成功しました。 今後は、さらなる効率化とコンプライアンスの強化を目指していきます。

2社で相見積もりを取り、比較検討
目的・目標を達成できるかどうか?という観点でイーバリューを選んだ

セミナーを外部に依頼するにあたって、イーバリューさんの他にもう1社相見積もりを取らせていただきました。比較検討する中で、弊社の意向を汲んでくれると感じ、決めました。 他の会社は、HP等を見ていても、解説できる委託契約書の雛形が汎用品ではないところが多いんです。今回弊社は、建設6団体が作っている委託契約書やマニフェストの雛形で進めて行きたかった。そこに応えていただいたのがイーバリューさんでした。

本社が近いのでレスポンスが良いと思ったが、想像以上だった

また、レスポンスの良さも評価項目の一つでした。 イーバリューさんは、弊社と本社が近いので直接訪問いただくことを想定して、レスポンスが良いと判断していたんですが、想像以上でした。実際は、訪問以外にもWEB会議システムでの打ち合わせも可能で驚きました。

専門家から他社事例や法令違反のリスクを解説されることで、
より大きな気付きを与えられると思った

社内の者が説明してもいいんですが、他社事例や法令違反のリスクを交えて解説していただいた方が、自分に置き換えより具体的に考えることができ、気付きも与えられると思いました。 私達だと一方的になってしまうし、自社のことしか分からないので気付きが与えられない。また、作成した「環境ハンドブック」に間違いや抜けが無いか、確認できる良い機会だとも思いました。

チェックする立場でも実際に委託契約書を作れるように
セミナーではそれをグループワークに

また、委託契約書のチェックをするとなると実務も知らないといけないので、実践的なケーススタディを盛り込んでいただくというところも良かったです。 受講者には、委託契約書が作れなければ、契約書の審査なんて絶対に出来ないぞと話しました。審査の仕方を覚えても、当たり障りなくざっと見て終わりになってしまうので。やっぱり1項目ずつ書けるようになると、「(チェックの際にも)ここがおかしいんじゃないか?」という気付きが生まれます。

他社事例や罰則などの解説で、受講者は興味をもって聞いていた

他社事例や罰則など、リスクを認識する部分を解説していただいたので、参加者が興味をもって聞いていました。「実際、自分達で委託契約書を作成すると難しいよね」というところも体感できたようです。

質疑応答も良かった
予定より20分以上延長するほどの質問数

質疑応答も良かったです。本当にたくさんの質問が出ました。予定より20分以上質疑応答の時間を延長しました。

水野:祖父江 環境グループ長も入っていただいて、弊社講師と2名で質問に答える形式でしたね。法律や、一般的な事例等は弊社から、祖父江 環境グループ長からは社内の基準や方針等をご回答いただきました。)

セミナー後、数日で3~4件問い合わせの電話
意欲や関心の高まりを感じた

セミナー開催後も「今、契約書をチェックしているんだけど、ここはどうしたらいいのか?」「こういう場合はどうなるのか?」という質問の電話がかかってきました。セミナー後、数日で3~4件はありました。

 

水野:そういった効果があるのは、セミナーを開催した側にとってとても嬉しいです。)

セミナー中の質疑応答をまとめた「Q&A集」
社内のデータベースに追加予定

セミナー中に出た質問とその回答を、セミナー終了後に「Q&A集」としてデータでお送りいただきました。弊社では社内のデータベースにアクセスできるサイトがあり、そこで情報を共有しています。今回のQ&A集もそちらに追加予定です。

希望を聞いてくださった、迅速な対応が良かった
今後は、全国の拠点の社員をセミナーに参加させていく

コンサルタントの水野さんは、こちらの希望もしっかり聞いて即対応していただきました。資料などもすぐに送ってくださり、すぐに確認できたので大変助かりました。お人柄も良く大変お付き合いしやすかったです。 また、イーバリューさん全体について言えば、毎月のメールで廃棄物管理の情報やセミナー開催のお知らせもいただいています。担当者の加古さんが「北海道に行った」とか、「マラソン大会に出場した」などの日常も添えられていて、楽しく拝見しています。

今後はオープンセミナーに全国の拠点の社員を参加させたい

今後、広く協力いただけるところがあるのであれば、協力いただきたいと思っています。全国で行われているセミナーに、今までは私や本店の私の部下がよく参加させていただいていましたが、各支店・営業所の担当者にも必要に応じて参加するように促していきたいと思います。


 

安全環境部 環境グループ長 祖父江 俊一 様、事例掲載にご協力いただき、ありがとうございました。
今後も、イーバリューはお客様の環境価値を高めるためのサポートをいたします。

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